2018.12.12
年賀状の準備はお済みですか?2018年も残すところあと1か月になりました。
年末といえば、ストーブやこたつの準備・大掃除・車のタイヤ交換、そして何より年賀状の準備と、何かと忙しい時期ですね。
Twitterでも皆さん着々と年賀状の準備を進められているのか、年賀状に関する投稿が増えてきました。
今回は、年賀状に関するどんな投稿が多いのかWatson Explorerで分析してみます。
Watson Explorerは、文章をどのように分析しているか
Watson Explorerは自然言語を分析することを得意としています。
以下のようにして、自然言語を品詞に分解して認識します。
また、品詞だけでなく、名詞-動詞や副詞-形容詞などの係り受けについても認識します。
このようにして品詞分解した結果をファセットに表示させ、分析の切り口とすることができます。
「名詞-述語」の組み合わせで、年賀状に関する投稿を分析する
先ほどご紹介した、品詞分解により抽出した「名詞-述語」から、年賀状に関するどんな投稿があったのかを分析します。
「名詞-述語」のファセットを見ると、次の通りです。この中から、「年賀状」のキーワードが入った句だけを探したい場合にはフィルターを利用します。
フィルターを利用することで、「年賀状」の入った句だけが表示されます。
これらを見るだけで、年賀状に関するどのような文章が投稿されたのかの見当をつけることができます。
例えば問い合わせ履歴データなどがあれば、「名詞-述語」を見ればどんな問い合わせがあったかの参考になりますね。
まだ年が明けてないのに、年賀状が届く!?
「年賀状…届く」という投稿が約800件あるようですが、年が明けていないのにどうしてこのような投稿があるのでしょうか。
「年賀状…届く」に絞り込んでさらに分析を進めます。
リツイートを除いた状態で名詞を見てみると、「嵐」の件数が多い結果となりました。
「あ、あれか!」と思われた方も多いかもしれませんね。
実際の文章を見てみると、「嵐の年賀状が届いた」という投稿でした。
お正月前でも「年賀状が届く」投稿が多いのは、いつも日本郵便から送っていただいている、あの嵐の年賀状が皆さんのお家に届いているからだったんですね!
本日は、Watson Explorerがどのように自然言語を分析しているのかをご紹介しました。
品詞やそれらの係り受けを認識するだけでなく、それらを分析の切り口と出来るという点が、Watson Explorerの強みです。
Watson Explorerでは様々な方向からの分析が可能です。
分析してみたい!というデータをお持ちでしたら、是非Watson Explorerを使ってみてください。
お問い合わせをお待ちしております。